①事業を始めるに当たって設備に使う資金
(物件取得費用、設備費用、資格取得費用、会社設立費用、消耗品など)
②仕入れが必要な場合は初期の仕入れ費用
③事業を始めて黒字化するまでの補填する資金
①については、リアルに事業計画を考えていくと、どんどん必要なものが出てきますので、イメージはつきやすくある程度までは計画できることが多くあります。
②についても具体的に仕入れを検討していくとおおよその必要な資金を計算する事は可能です。
③の場合は、発想がなかった、もしくはあいまいな場合が多くあります。
理由としては、売上計画や経費計画を具体的に出さないとなかなかイメージじずらい部分でもある事が挙げられます。
運転資金の不足分としても言い換える事はできますが、事業を継続するにあたって、絶対的に考えるべき事であります。
ある程度の開業資金の全体像が見えてくると、それに応じた売上計画や資金計画を立てる必要性が見えてきます。
具体的には「起業してから何か月目で黒字化しなければいけないのか」が見えてくる事が挙げられます。
そこから売上計画の練り直しが始まり、どうしても不足する分が見えてくると、当初考えていた毎月の経費等の見直しも考えられるようになります。
そうした取り組みを繰り返す事で、本当に必要な資金が見えてくるようになり、自己で用意できる資金から差し引けば、不足分の開業資金を把握する事ができます。
またはじき出した開業資金も再度客観的な視点を持って見直しを行うと、より具体的な必要資金額が見えてきます。
例えば見積もり額が高過ぎないか、他に削れるものはないか、また他に必要なものはなかったのかなどの考察を繰り返す事で本当に必要な開業資金が把握できるようになります。
そのようにして何度も何度も売上計画、経費計画、初期に必要な設備投資する資金の練り直しが、事業をスタートしてからも継続できる事業計画と変わっていく事になります。
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『 開業資金を計画する 』
① 日本政策金融公庫の融資
② 創業融資支援の成功報酬はないのでしょうか?
③ 1000万円程の創業融資を受ける事は可能でしょうか?
④ 開業計画書を考える4つの視点
⑤ 開業時は日本政策金融公庫と銀行どちらが融資を受けやすいのでしょうか?
① 起業する前に知っておきたい21の知識
② 新規事業を成功へと導く立ち上げ時に検討すべき8つの思考
③ 資金調達を計画する時に知っておきたい考え方
④ 事業計画作成において把握しておきたい必要ポイント
⑤ 業界別の創業融資や事業計画書作成のサポート
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