今やインターネットで店舗情報を検索して訪れる機会が増えていますが、まだまだ通りすがりの新規客の来店・購入も売上につなげるためには重要なポイントでもあります。
その新規客を捕まえるために店舗入口付近に様々な訴求ポイントを設置して、注目してもらうように取り組みを行います。
具体的には、POP・ポスター・看板が主流となっていますが、このPOP・ポスター・看板の使い方で新規客の来店数、購買数が大きく変わってきます。
しかしこのPOP・ポスター・看板の使い方ですが、同じような立地条件であっても上手く新規客を取り込んでいる店舗となかなか上手くいかない店舗があります。
POP・ポスター・看板の新規集客の効果を考えるべきポイントは、店舗イメージを表すロゴ、色、デザイン、キャッチコピー、内容、配置位置など考える事もたくさんありますが、内容などに考えが偏りがちで、良いものができ上がったとしても、効果を発揮できていないパターンも多く見受けられます。
その上手く活用されてない事の一つにPOP・ポスター・看板の「配置位置」が挙げられます。
上手く言っている店舗はどのようにPOP・ポスター・看板を配置してやっているのでしょうか。そのポイントを紐解いていきます。
通常POP・ポスター・看板は人通りの向きに応じて、見えるように設置していきます。
もちろんわかりづらいポイントにあっては、店舗の存在を知ってもらう事はできないため、店舗の外観のバランスで設置するのではなく、あくまで通りすがりの通行人をシュミレーションして、分かりやすいポイントを見定めていきます。
しかし、上手くいっていない店舗ほどこの基本が出来ていなかったりもします。
一度ご自身でシュミレーションしてまず分かりやすいところにPOP・ポスター・看板があるかどうか確認をしてみて下さい。
また車での集客を行っている店舗の場合、直線の道では周囲の店舗の看板設置状況を踏まえた上で、差別化するポイントに設置しますが、道路が少し曲がっていたり、障害物がある場合などは、同じく道路前を車で通ってみてシュミレーションすると、意外な改善点が見える場合もあります。
仮に上記のポイントを抑えて設置出来ていない場合、それを改善するだけでも効果は見えてきます。
そして、ここからが上手くいっている店舗でのポイントですが、「目線の位置にPOP・ポスター・看板があるか」です。
まず店舗から一番離れた場所で(店舗が気づかれる場所)の「目線」にまずPOP・ポスター・看板が目に入るかどうかが重要です。
その次にメイン側(ここでは一旦左側)からの通行してくる人の次に目に止まるべきポイントに誘導するPOP・ポスター・看板があるかどうかが重要なポイントになります。
簡単にまとめると「目線の導線」を考えて配置されているかという事になります。
この「目線の導線」に対してポイントがない、またはストレスになるような場所に配置されているだけで、そのお客様が大変興味があるものを提供していたとしても目に止める事ができずに流されていきます。
また歩きながらのお客様が店舗前を通過する寸前で立ち止って店舗に来店される事は稀で、大抵のお客様は店を通り始めるタイミングで足が止まります。
という事からも先ほどの左側からの通行がメインの場合は、大きなポイントを置くのは店舗の左側となります。(これは店舗様でも導線の手前側か奥側かで結構悩まれるポイントです)
奥側でも効果は発揮する事もありますが、基本は注意を引く最初のキッカケとして奥側を見るだけで、人の行動としては店舗の奥側をずっと見ながら歩く事は稀です。
やはり近い方のポイントに目を止められる方がほとんどですので、手前側にポイントを置く事をおススメします。
また店舗前でPOP・ポスター・看板を見るポイントは3つ~4つが平均でもありますので、それ以上のPOP・ポスターを配置するのはかえってこの店舗は、何が売りなんだろうと、よくわからなくなってしまう恐れもありますので、数はほどほどにするように考慮してみて下さい。
・店舗販売におけるPOP・ポスター・看板の使い方
・新規客を誘導する方法はPOP・ポスター・看板
・基本はわかりやすい場所に配置
・「目線の導線」に対する配置
・基本はメインの通行量側に配置
・あまり多すぎるPOP・ポスターは逆効果にもなり得る
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