10坪の店舗で開業をする場合は、規模感としては小規模ではありますが、それなりの資金が必要となります。
全て自己資金でカバー出来ればよいですが、不足する場合は融資を検討する事も重要となります。
飲食店でいくと、席数では坪数×1.5席で考えると15席前後ぐらいの規模感となります。
美容室でいくと、セット2面~3面、シャンプー台1~2台ほどの規模感です。
これから展開していく事業モデルやスタッフ数を考慮して計画する事が必要となります。
また開業後も事業の展開に応じた規模感を考慮する事も重要となります。
どれくらいの設備や内装を考えるかにもよりますが、開業資金を合計すると800万円~1000万円程が必要なレベル感になります。
全て自己資金でカバーできれば良いですが、こだわる部分と妥協する部分を総合的に考えて、事業をスタートするために必要な設備と事業開始後の運転資金を含めて資金を計画する必要があります。
融資を受ける金融機関は大抵の場合、日本政策金融公庫を選択する事が多くなります。
日本政策金融公庫の場合は他の銀行等の金融機関よりも審査スピードが早く、申請してから実行までが短期間で行われます。(1000万円以下であれば審査期間が平均3週間程度)
審査期間が長くなると、店舗の物件を抑える事が必要となりますが、まだ事業がスタート出来ていないにも関わらず、家賃だけ先行で出て行く形となってしまいますので開業当初から経費がかかるのは好ましい状況ではありません。
また日本政策金融公庫の創業融資となった場合は、無担保で融資を申請する場合は、自己資金の用意が必要となります。
そして融資の申請となった場合は、事業計画書(創業計画書)の作成、必要資金の見積もりの取得、担当者との面談などが必要となります。
開業する強い意思と資金があるだけでは融資を受ける事は難しいため、開業までの計画はもちろんの事、開業後の計画もしっかりと根拠を持って組み立てる必要があります。
全ての準備が整えば融資の申請を行い、これからも事業を継続していけるだろうと判断されれば1o坪開業で融資を受ける事ももちろん可能となります。
10坪規模で開業を計画する場合は、総額で必要となる資金と、事業を展開していくために必要となる事業計画を綿密に計画する事をおすすめします。
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『 開業計画書を考える4つの視点 』
① 日本政策金融公庫の融資
② 創業融資支援の成功報酬はないのでしょうか?
③ 1000万円程の創業融資を受ける事は可能でしょうか?
④ 開業計画書を考える4つの視点
⑤ 開業時は日本政策金融公庫と銀行どちらが融資を受けやすいのでしょうか?
① 起業する前に知っておきたい21の知識
② 新規事業を成功へと導く立ち上げ時に検討すべき8つの思考
③ 資金調達を計画する時に知っておきたい考え方
④ 事業計画作成において把握しておきたい必要ポイント
⑤ 業界別の創業融資や事業計画書作成のサポート
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